wav,aiff,khz,bitって何?
DTM用語のwav, aiff, khz, bitを解説して行きます。
DTMやdawでファイルをソフトから出力するとき、CDを焼く時(今CDを焼くなんてことあるのかな?)に出てくるwav, aiff, khz, bitなどのよくわからない専門用語。
PC用語や音楽用語ということはわかるけどどういう意味かはわからない...
どう指定すると音質がどの程度よくなったり悪くなったりするのかがわからない...
そんなあなたのために調べて見ました。
wav マイクロソフトとIBMにより作られた音声フォーマット
DTMや宅録や録音では、圧縮されていない生の音声ファイルやデータとして扱います。
圧縮されていないのでファイルサイズがとても大きいです。
ウェブ上にアップする際やクラウドで共有する場合はアップロード・ダウンロード・取り扱いに時間がかかるので、ミックスやマスタリングに関わらない、友達に聞かせるだけの場合だとmp3形式にした方が無難です。
アップル社が作った音声フォーマットです。
wav形式と同様に無圧縮の音声フォーマットになります。
aiffはアップル社製品で再生するように作られたフォーマット形式なので、ウィンドウズでは互換性のあるソフトやドライバやプラグインがないと再生出来ない場合があるようです。
知人とファイルのやりとりをする場合はwav形式の方が無難ですね。
wavとaiffでは、100バイト程度ですがaiffの方が容量が少ないそうです。
khz、bit
音声ファイルをどの程度細かくデジタル情報として区切って変換するかという数値です。
khz
サンプリングレートと言われる数値で、1秒間を何回に区切って音声ファイルをデジタルに変換するか、という数値です。
bit
サンプルビット数と言われる数値です。ビット深度とも呼ばれます。
例えば16ビットで音源を出力する場合、2の16乗(65536段階)の精度で音を再現しますよ、という数値です。
いわゆるCD音質では44.1khz、16bit、つまり1秒間を65536段階の精度で44100回に分割して音を再現します、という意味なんですね。