で?

「で?」は思考を止めないための魔法の言葉

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キーって何?探し方知ってますか?

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どうも、センです。

 

よく「キー(key)」って言葉を聞きますよね。

 

ボーカリスト

「この曲キーが高いからきつい」

とか、

 

「キーずれてない?」

という風に使う言葉です。

 

カラオケなどではデンモクにキーを上げ下げする「#♭」というボタンがついていますね。

 

当たり前のようにミュージシャンが使う単語ですが、実は少し曖昧な言葉なんです。

 

キーって何?と聞かれて一言で説明出来る人は少ないかもしれません。

 

 

 

 

ではキーとは何でしょうか?

 

ギタリスト・ベーシストにとって、キーがわかるとどうなるのか?

 

どうやってキーを調べるのか?

 

今回はそれを説明していこうと思います。

 

 

 

 

 

キーとは

 キーとは、「曲の軸となる音とコード」です。

 

曲の軸の音とは、曲の節目や区切りの最初や最後で鳴っていることが多い音です。

 

感覚的には、メロディが終わった感じのする音と言ってもいいでしょう。

  

キーがわかるとどうなるのか

 

キーが判ると使うスケールが判るので、ギターソロやフレーズ、ベースラインなどを探す時の道筋が見えます。

 

また、キーが判るということはその曲のダイアトニックコードが判るので、コード進行を探すときの手がかりにもなります。

 

 

注:ダイアトニックコードとは、曲に出てくる7種類の和音のことを指します。

キーが判ると出てくるコードが7つに限られる、と捉えてください。

 

 

 

 

 

キーの調べ方

メジャー調の曲

前前前世 / Radwimps

 

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このサビのメロディの終わりはB音

コードもBで終わっていますね。

 

なので、この曲のキーはBです。

 

www.youtube.com

 

手元に楽器があれば、この曲のメロディでB音以外でメロディを終わろうとしてみてください。

 

また、B以外のコードでサビを終わろうとしてみてください。

 

コードもメロディもまるで破綻して、中途半端に曲が続きそうな感覚になるはずです。

 

そういった、終わりのメロディやコードが「終わった感じ」がせず、「曲の軸」として役割も果たしていないので、その音はキーではない、と判断することが出来ます。

 

 

 

マイナー調の曲

It's My Life / Bon Jovi

 

www.youtube.com

 

 

なかやまきんにくんのBGMでお馴染みの曲ですね。

このサビのメロディの終わりはC音で、コードはCmです。

 

なので、この曲のキーはCマイナーとなります。

 

 

www.youtube.com

 

 

同じように、この曲のメロディでC音以外でメロディを終わろうとしてみてください。

 

また、Cm以外のコードでサビを終わろうとしてみてください。

 

曲が終わったように聞こえないはずです。

 

 

 

例外と対処法

 

今回の例は2つともメロディとコードが完全に一致しましたが、そうでない曲もあります。

 

例えばキーがCメジャー(ドミソ)で、曲の終わりもコードはCメジャーなのにメロディがド(C)ではなくはミ(E)で終わっている、という時もあります。

 

逆にメロディはドで終わっているのに、コードがCではなくFが鳴っている曲もあります。

 

そういった曲の場合はサビの終わりだけでなく、Aメロの始まり・終わり、Bメロの始まりなど、別の箇所で鳴っている音も参考にしてみてください。

 

 

 

 

また、メロディとコードが一致していなくても、メロディの流れやコード進行やダイアトニックコードの知識からキーを推測することも出来ます。

 

 

 

 

具体例

 

例えば、シ・ラ・ソというメロディがあるとします。

ドレミファソラシドの中に当てはまるので一見キーはCメジャーかと思いますが、断言は出来ません。

なぜなら、シ・ラ・ソはGメジャースケールの中にも含まれるからです。

 

 

 

キーG、Gメジャースケールの構成音は次の通りです。

ソラシドレミファ#ソ

GABCDEF#G

 

 

 

シ・ラ・ソというメロディではキーがCかGか判断出来ません。

しかし、他のメロディでシラソ以外の音を使っている可能性は大いにありますね。

その場合、キー音と思われるソ・Gの1つ下の音で判断します。

 

 

ファ#の場合、ファ#はCメジャースケールの中には含まれないので、キーはGと判断出来ます。

またコードから判断すると、キーGのダイアトニックコードでは5度のドミナントはD(D7)ですが、キーCの場合はDではなくDm(Dm7)になるはずです。

 

 

 

 

ファの場合、Gメジャースケールには含まれないので、キーはCと判断出来ます。

また、メロディはソで終わらずにCの構成音であるドかミに終着するはずです。

 

そして、シラソというメロディはサビの最後など曲の軸ではなく、AメロやBメロなど曲が続くシーンの可能性が高いです。

 

 

 

5度やダイアトニックコード、スケール・コード・キーなどなど、

知識はリンクしているので、どれかを学ぶと相乗的に他の知識も覚えやすくなって理論的に音楽を捉えることが出来るようになります。

 

わからない単語に関しては順を追って記事を更新していきますので、そちらをご覧ください。

 

 

 

今回はここまで。

ありがとうございました。

 

 

セン -sen-

 

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